ノンクラスプデンチャーのご紹介

こんにちは、えごし歯科医院の江越です。

 

今回は先日装着した部分入れ歯のお話です。

入れ歯は歯を失った場合に歯を補う手段の一つです。

入れ歯には歯をすべて失った場合に装着する総入れ歯と、数本の歯を失った場合に装着する部分入れ歯の2種類がありますが、今回は部分入れ歯のお話です。

 

部分入れ歯はその名の通り、部分的に歯を失った場合に装着するものです。

残っている自分の歯に金属のバネ(クラスプ)をかけ、歯に固定します。

どういう欠損に対してもだいたい適用することができますが、欠点としては、

①取り外しが必要

②違和感がある

③かみ合わせの力は天然の歯よりも小さい

④バネの部分が見える(見た目が悪い)

等々あります。

 

今回ご紹介するのは、このうち④を改善したものです。

ノンクラスプデンチャーというもので、金属の代わりに樹脂でバネを作り見た目を良くした入れ歯です。

 

先日装着したものがこちらです。

下の奥歯の両側に入れ歯が入っていますが、どうでしょう?

パッと見てお分かりになりますか?

唇を広げてこれですので、普通にしてたらおそらく他人に入れ歯をいれていることを気づかれることはないでしょうね。

 

横から見たらこういう感じ。

口の中はこういう感じです。

裏側は一部金属を使っていますが、見えることはありません。

装着感もいいらしく、普通の入れ歯からこちらに乗り換えられた患者さんに話を聞くとこちらの方が違和感が少ないと言われる方も多いです。

こういう方法もありますので、入れ歯の見た目が気になる方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

ノンクラスプデンチャー

費用 80,000〜100,000円(税抜)

 

長所

①保険の入れ歯よりも見た目が良い

②装着感が良い

短所

入れ歯は入れ歯なので、通常の入れ歯の欠点と同じです。

取り外しは必要ですし、違和感はあります。